マンションの利用規約のペット可が、不可になってしまった件
こんにちわ。甲府不動産です。
先日、動物好きの子どもが「飼育できなくなった理由」としてマンションの利用規約が変わった、というのはどんな意味?と質問をしてきました。私も勉強不足で、ペット可が不可になるなんて、と調べたところ、絶対あり得ない話ではないということがわかりました。
そもそもペットの可・不可は、マンションの利用規約により決められていて、利用規約は
マンションの住人による話し合いのうち、4分の3以上の人数(議決権)が賛成することで変更が可能
となっています。(区分所有法により)
そもそもペット可物件に入居する方々なので、ペット可を不可にするという議決が賛成多数で可決されることは少ないかもしれません。
ただ、ペットによる事故や騒音トラブルなどが発生した場合、ペットの種類を変更されてしまったり、ペット飼育自体を拒否されてしまうこともありえない話ではないということです。
盲導犬のようにペットではなく、その存在が住人の生活に左右する場合以外には、特別ペットがいなくても生活できると判断できる、という判例も出ているようです。(東京高裁:H6.8月)
現在では、ペットではなくパートナーとして動物を飼育されている方も多く、家族の一員となっています。しかしながら、マンションという集合住宅の場合、分譲として購入をしたけれども、ルールを変更されてしまうと、ペットを手放すが家を手放さなければならない状況も出てくるのです。
動物飼育を検討されているかたで、もし分譲マンションの購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、頭の隅に入れていただけるといいと思います。
続く
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